2008年05月03日

第4回詰四会フェアリー作品展14

第4回詰四会フェアリー作品展

第18番 まさ 作 推理将棋 8手 正解者 3名

【3筋の手が4回】

「たった8手で詰ましたって?どんな将棋だったの?」
「3筋の手が4回だけあったよ。それと、初手とは別の筋に角が成ったな。」

さて、どんな将棋だったのでしょうか?




【作意】

 5六歩 3四歩 3八銀 6六角 3九金 同角成 6八銀 4八金 迄 8手

 作者のイメージ:初級向け


 ★ ここからは現在一番推理将棋を創っていると思われる”まさ氏”の作品です。
 初級向けから超難解作までいろいろ創られており、まさ氏無くして今の推理将棋ブームはあらずと言っても過言ではないでしょう。
 本作は作者は初級向けと言ってはいますが、正解者は作者含めてわずかに3名と世の中はまだまだ付いていけていないんでしょうか。

 解く際のヒントを1つ。3筋の手4回が条件ですので先手が2回と仮定します。(何手目かははとりあえず置いておいて)
 たとえば36歩と38銀と考えると、この2手の順番を限定させるのはかなり困難なことが分かります。
 ・36歩 34歩 38銀・・・の手順で1手目3手目が逆でも成立します。作意は完全限定ですので、これは間違いです。
 この部分だけを考えると、完全に順番を限定させるには「最初に動いた駒が元に居た位置に次の駒を動かす」という
 手順を考えるといいでしょう。(もちろん後手との兼ね合いで他のパターンもあるがそれは又の機会で)

 つまり、36歩〜37桂、38銀〜39金といった手順です。本作は後者のパターンですが、その39金を取る方向で考えれば作意にたどり着けると思います。
 また、初手とは別の筋に角が成ったという条件は1手目と3手目を限定させる条件です。

香箱「時間がかかりました。3筋5手ならすぐ分かったんだが。」

橋本孝治「最初『初手とは別の筋』の解釈に引っ掛かりを覚えました。普通に解釈すれば、「先手の第一手」なのでしょうけど、後手の角が成ったなら、後手の初手、つまり2手目かも…などと深読みしてしまって。まあ、普通に解釈すれば良いわけですが。」

★人により取り方が異なるという場面はたまに見かけます。そういうことのないように具体的に条件を箇条書きするケースもありますが、出題スペースを考えればなかなか難しいことろもありますね。

★昨日隅の老人Bさんより、推理将棋の透かし詰は可?という質問がありました。
現在、出題されているもの(詰パラ・詰将棋メモ等)についても同様だと思いますが、「透かし詰は詰みとはみなさない」というルールで行っています。
つまりばか詰と同じということです。
本作品展でその旨記載していなかったのは、私の落ち度で解答者の皆様を悩ませました点について心よりお詫び申し上げます。
今回、透かし詰で詰ましている解答も正解とさせていただきますのでご了承下さい。
ニックネーム たくぼん at 17:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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