第20番 まさ・タラパパ 合作 推理将棋 14手 正解者3名
【取った金をすぐ打つ手が4回】
「隣の将棋はたった14手で詰んじゃったね。」
「金を取って直後にすぐ打つ手が4回あったな。」
「4筋の手も4回あったね。」
「一段目の手も4回だったな。」
さて、どんな将棋だったのでしょうか?
【作意】
7六歩 4二金 3三角生 4一玉 4二角生 8八角成 5一金 同金 同角生 3八金 7八金打 同馬 5八金右 4九金打 迄 14手
作者イメージ:中級向け
★ 作者が中級向けと言うだけあってこれも難しい。
14手で取った金を打つ手が4回という条件を普通に考えれば先手2回後手2回となるだろうと仮定するしかない。
つまり後手に2回金を打たすには先手は金2枚を渡さなければならず、ということは先手は後手の金2枚を取り、打たないといけない・・・
と何ともややこしい話になる。
先手は1手目3手目では金を取ることも打つことも出来ないので、残り5手のなかで、「金を取る、金を打つ」×2の4手が必要となる。
また最終手で金を打つのは後手はそれを取って打つと14手で収まらないのでだめ。
つまり、先手の手順はこうなると予想出来る。
・76歩 ○○ ○○ ○○ 金を取る ○○ 金を打つ ○○ 金を取る ○○ 金を打つ ○○ ○○ ○○ 迄
後手の最終手は金を打つと考えれば、「金を取る、金を打つ」×2の手順は後ろ4手と予想は付く。
・76歩 ○○ ○○ ○○ 先・金を取る ○○ 先・金を打つ 後・金を取る
先・金を取る 後・金を打つ 先・金を打つ 後・金を取る ○○ 後・金を打つ 迄
これを頭に入れて、先手の角が2枚の金を取る順を42〜51ルートを想定していき、他の条件を考慮して後手の手を確定させていく。
あとは先手の詰型を考えて88角成や38金などを決めていくということになります。
とまあ書いてはみましたが、他の仮定法もあるでしょうからそこから探り出すのはかなり根気のいることでしょう。
ちょっと考えただけで解ける問題ではないのは間違いない。
特に1段目の手が4回、4筋の手が4回といった回数条件の場合は、手順がイメージできないのが辛いんですよね。
作者を除き正解を入れられた2名の方(香箱、橋本)両氏の解図力は本当に素晴らしいと思います。
香箱「フェアリーでこんなこと言うのも今更ですが、人工的な手順ですねぇ。ほめ言葉のつもりですよ。」
橋本孝治「回数を数えるのは苦手なので、この作の解図を最後に回しました。『取った金を打つ手が4回』が主眼で、後は調整のための条件なので、あまり避ける必要もなかったかも。」









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